こんにちは!ねこ長屋管理者のSakiです。
ねこ長屋は、保護ねこと住めるシェアハウス。
現在、大橋ハウスには2匹、若杉ハウスは3匹の元保護ねこ達が入居者さんと一緒に楽しく暮らしています。
今回は、若杉ハウスにデビューした元保護ねこ、黒ねこのあきら(♂・推定6歳)のお話しです。
それでは、本日も最後までお楽しみください。
あきらは、身体が大きい全身真っ黒のオスねこ。
この子も、多頭飼育崩壊の現場からレスキューされてきました。
ちなみに、「あきら」と言う名前は、ねこ長屋がこの子を正式譲渡させていただいた後に、私が付けた名前です。
「あきら」の命名のストーリーは、また別なブログでご紹介しますので、お楽しみに!
多頭飼育崩壊の現場はどこも不潔で劣悪な環境ですが、あきらがいた現場は特に状況がひどかったと聞いています。
しかもこの子は元の飼い主が賃貸で多頭飼育崩壊を発生させたため、不動産会社からねこを手放すか強制退去をするかを迫られた際、自分の住処を優先し、ねこ達を手放すことを選びました。
ねこ達を手放すと言うことは=ねこ達は殺処分されるということを意味しています。
「あきら達が殺されてしまう」
「ねこ長屋で引き取ってもらえないだろうか?」
あきら達を保護した保護団体のリーダーさんから、私のところにSOSが入ったのはあきらの殺処分2日前のことでした。
その頃、ねこ長屋は大橋ハウスがようやく1棟目としてオープンしたばかりのタイミングで、若杉ハウスオープンの計画はあったものの、確実なオープン時期は不明の状態でした。
大橋ハウスは、すでにねこ定員は満員。
若杉ハウスはオープンの時期が確実ではなく、「今すぐに」あきら達を受け入れることはできません。
殺処分は絶対に避けたい。
でも、ねこ達は物ではなく「命」です。
物のように保管できるわけではなく、今すぐにでも彼らが生活する場所が必要です。
迷っている時間はありませんでした。
「ねこ長屋が引き取らせていただきます。でも、次のシェアハウスの準備が整うまでまだ半年ほど時間がかかります。その間、飼育をお願いできますか?」
保護団体さんからの返答は
「もちろんです。行き場所が決まってさえいれば、その間の飼育場所は確保できます」
さあ、ますます若杉ハウスを早くオープンさせる動機ができました。
あきら、必ず幸せに暮らせる場所を作るから、待っててね。
若杉ハウスを急ピッチで仕上げる絶対的な理由ができた私は、あれやこれやと準備を整え、「あきらを引き取ります」と宣言した約10ヶ月後、全ての準備を整え若杉ハウスのオープンを迎えました。
あきらはその3ヵ月ほど前に正式譲渡していただき、ねこ長屋の事務所で暮らしてもらっていました。
身体は大きいけど、とても優しくて他のねこにべったりするのが大好きなあきら。
ご飯もモリモリ食べて、幸せを感じてくれているのかなぁ・・・?
若杉ハウスでのあきらの様子は、またブログでご紹介しますので、そちらもお楽しみに!
若杉ハウスは、現在入居者さんを大募集中です。
入居時期などもどうぞお気軽にご相談ください。見学だけでも大歓迎です!
身体は大きいけど優しくて甘えん坊のあきらに会いにきてね♪
お問い合わせから、どしどしご連絡くださいね。
人とねこが程よい距離感で心豊かに生活できるねこ長屋に、あなたも住んでみませんか?
本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
人もねこも、ニャンともホットな人生を。
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