こんにちは!ねこ長屋管理者のSakiです。
ねこ長屋は、保護ねこと住めるシェアハウス。住んでいるねこ達は、劣悪な環境からレスキューされた子達ばかりです。
また、食事もしっかりもらえておらず、飲み水も何日も交換されていないような不潔なお水を飲まされていたパターンが多くあります。
そのため、栄養失調だったり本来筋肉がしっかり付く部分の筋肉が発達しておらず、ねこが得意とするジャンプや素早い動きができなかったりする子もたくさんいます。
ねこ長屋が譲渡させてもらった子の中の1匹、うららもウイルス性の歯肉炎がありました。
うららは2023年3月から大橋ハウスで楽しく暮らしていたのですが、今年の7月には状態が悪い部分の歯茎が真っ赤に腫れ、歯が痛くてご飯も食べられない状態に。
また、炎症がある部分が膿んでいるので口臭が強くなり、これからの長いねこ生を考えると早めに治療してあげる方が良いと判断し、8月に抜歯手術を受けました。
そんなうららが先日、すっかり回復して大橋ハウスに戻ってきましたのでそのご報告ブログです。
それでは、本日も最後までお楽しみください。
以前のブログにも書いたのですが、うららは保護前の多頭飼育崩壊の現場では、当時の飼育者が多頭飼育崩壊になっていることを隠すため、段ボールで部屋全ての窓をふさぎ、匂いが外に漏れないようにしていました。
うららは崩壊していた現場で生まれた子なので、もしかするとレスキューされるまで一度も太陽の光を浴びたことがなかったかも知れません。
また、床の散らかり具合もひどく、もちろんねこのためのアスレチックなんて無かったので、運動が足りず譲渡時は後ろ足が弱っていてジャンプができませんでした。
そんなうらら、正式譲渡後はシェアハウスに入るまで約半年間、ねこ長屋の事務所で飼育していました。
愛情をかけて接し、清潔な環境、しっかりとした食事ときれいな飲み水がある場所で暮らしてもらうことにより、人間を再び信頼してくれるようになりました。
きっと、シェアハウスの入居者さん達のことも安心できる人間だと思ってくれることでしょう。
さて、お話しは冒頭に戻ります。
譲渡時から歯肉炎があったうららですが、いよいよかわいそうな状態になり犬歯と数本無事な歯を残し、悪い歯は全て抜歯する手術を受けました。
ちなみに永久歯を抜くので、その後は新しい歯は生えてきません。
「歯が無くてご飯だべられるの・・・?」
と心配に思われると思いますが、抜歯した部分はその後肉が盛り上がり、穴がふさがります。
そうなればカリカリもしっかり食べられるようになります。
抜歯手術を頑張ったうらら、その後数日間は歯が無いことで違和感があったようですが、さすが適応力抜群!
元の元気を取り戻し、カリカリご飯もしっかり食べてくれるようになりました。
手術をすると決めてから術後うららの体調が完全に回復するまでの間約40日間、再びねこ長屋の事務所で暮らしていたうららですが、元気も取り戻し入居者さん達からのリクエストもあり、8月末には大橋ハウスに戻ることができました。
先日うららの様子を見に行ったのですが、本来のおてんばぶりを大いに発揮してくれて嬉しかったです!
ねこ長屋大橋ハウスは現在満室ですが、若杉ハウスは現在入居者さんを大募集中です。
入居時期などもどうぞお気軽にご相談ください。見学だけでも大歓迎です!ねこ達も待ってます♪
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人とねこが程よい距離感で心豊かに生活できるねこ長屋に、あなたも住んでみませんか?
本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
人もねこも、ニャンともホットな人生を。
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