大橋ハウスですっかり家ねこになったレオ

 2023/05/08

こんにちは!ねこ長屋管理者のSakiです。
前回、元保護ねこのレオとの出逢いをご紹介しました。

レオは、保護前にいた環境が悪く正式譲渡後は近づくことはもちろん、人間を怖がり人と一緒の部屋にいることもできませんでした。

大橋ハウスに入居前はねこ長屋の事務所で飼育していたのですが、私が事務所に入ると体勢を低くして音もたてずささっと2階に逃げてしまいます。

レオ

それからは、1階に人がいなくなるまで2階の家具の隙間に入って、じっと身をひそめていました。

少しずつ人間に心を開いてくれ始めた

私は毎日事務所に行くわけではなかったので、時々現れる私には心を開いてくれず、私が事務所に行くと逃げてしまいます。

しかし、毎日事務所にいてレオ達お世話を主にしてくれている事務員さんには徐々に心を開いていき、事務員さんと一緒にお部屋の中でくつろぐようになってくれました。

ごはん

毎日一緒にいてくれて、お世話をしてくれる人間。レオは、少しづつ人間への信頼を取り戻してくれるようになったのです。

大橋ハウスに少しづつ慣れようね

ねこ長屋はシェアハウスなので、色々な方との共同生活になります。

レオは少しずつ人間を信頼してくれるようになってきたとは言え、初対面の人やあまり会わない人にはまだまだ警戒してしまいます。

また、レオは大橋ハウスに入居予定でしたが、数カ月に渡るねこ長屋の事務所での生活にすっかり慣れていたので、急に大橋ハウスに連れていくと、

また人間と家が変わった・・・
また捨てられた・・・

と思って心を傷つけてしまわないだろうか。

そう思い、大橋ハウスに入居者さんが入る前から定期的に大橋ハウスに連れていき、「ねこ長屋の事務所もレオの家、大橋ハウスもレオの家なんだよ」とレオに言い聞かせながら一緒に過ごすことを心がけました。

レオ、いよいよ大橋ハウスにお引越し

さて、そんな事前準備を経て、レオはいよいよ大橋ハウスにお引越しをします。

大橋ハウスに入居者さんも徐々にご入居され、生活が落ち着かれたタイミングでうららとレオを大橋ハウスに連れていきました。人懐こい性格のうららは警戒することなくすぐにハウスの中をウロウロ、入居者さん達にもゴロゴロと早速甘えはじめます。

レオは、事前にハウスに慣れさせていたこともあり、ハウス自体にはあまり警戒はしませんでしたが、やはり初めて会う入居者さん達には完全に警戒体勢を取り、家具の隙間に入ったまま出てこなくなりました。

入居者さん達にはレオの生い立ちと性格を告げ、すぐにはレオと遊んだりレオから甘えにきたりはしないけれども、長い目で見守ってあげて欲しいとお願いしました。

入居者さん達はレオの生い立ちや性格を快く理解してくださり、レオのシェアハウス生活がスタートしました。

入居者さんから嬉しいメッセージが

レオが大橋ハウスで入居者さん達との生活を初めてから1ヵ月半ほど経った時期でした。入居者さんからこんなメッセージが届きます。

「初めてのねことの生活を楽しんでいます。一番うれしかったことは、レオくんが最近自分から甘えにきてくれるようになったことです。自分から、頭を撫でて!と近寄ってきてくれるんです」

このメッセージを目にした時本当にうれしくて、私は優しく飼育してくれている入居者さん達と、入居者さん達を信じて心を開いてくれたレオに感謝の気持ちでいっぱいでした。

入居者さん達に心を開いてくれたレオは、最近は私がハウスに行っても逃げたり隠れたりすることなく、程よい距離感を保ちながら同じ空間にいてくれます。

さらに、私がいる間も隣のソファを陣取りぐっすりお昼寝をしたりと、すっかり家ねこに。同居ねこのうららとじゃれて遊んだりと、本当に楽しそうに生活しています。

レオ

ねこ長屋で仲間とねこと充実した暮らしを体験しませんか?

ねこ長屋は、単なるシェアハウスではなく”保護ねこと暮らせる、暖かみのあるシェアハウス”です。

管理担当の私達も、入居者さん達の生活を邪魔しないよう十分配慮しながら、常に入居者さんとねこ達に近い立ち位置で関わらせていただいています。

うらら

仲間とねこ達と、楽しく明るく充実した暮らしが体験できる場所、ねこ長屋。

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大橋ハウスは現在満室ですが、若杉ハウスは現在入居者様大募集中です。
見学のご予約はもちろん、ご質問等もどうぞお気軽にご連絡ください。
たくさんの入居者さん達にお会いできますことを、入居ねこと一緒に楽しみにお待ちしております。

本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
人もネコも、ニャンともホットな人生を。

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